NISAで株式を購入してみよう

NISAのことがよく分からない、これから口座開設したい、という方へ、上手な活用方法やおすすめ口座情報をお届けしています。

長期の資産形成を考えてみよう

配当・株主優待に注目する

NISA(ニーサ)でなにをどう運用するか?
それぞれいろいろな考え方もあると思いますが配当と株主優待をメインに考えるのもありです。

株主優待とはある一定数以上の株式保有している株主に対してなにかしらの優待制度のことを示し、日本特有の傾向みたいです。(海外では配当のみで優待はほとんどないらしい、例外はイギリスで上場会社の約20%が実施している模様) なんで株主優待するかというと理由はいくつかありますが、株式流動性の向上が株価に良い影響を与えるのを狙ったり、長期的な安定株主づくりすること(つまりその企業のファンを作る)ことによって継続的な企業運営やPRを兼ねるなどなどがあげられます。

あと配当はその企業の利益を株主に還元するものです。黒字の会社じゃないと配当はでないと思ってください。いずれも株(単元株:株主として登録される単位の数)を保有していないともらえません。なので「株」を買うということが必要になります。

桐谷さんの株主優待情報は最近多く目にしますよね。桐谷さん自身プロの将棋棋士で一時は時価3億円もの株を保有していたそうです。2008年のリーマン・ショック以降その資産は5000万円まで激減し、その時から優待・配当生活を重視した投資スタイルになったそうです。

“優待や配当金の高い株を保有するだけにして、もう売買はやめたいと思います。さっきも言いましたが、私は株式売買依存症。損をしても楽しいですから。きっと愛する人さえできればデイトレードはやめられると信じているんですけど…”

と言う発言もあるようです。

株を売買するということは手数料も払ったり、突発的な経済問題(リーマン・ショックなど)のリスクを背負うということになります。優待・配当だけで生活できるだけの資金量があるだけうらやましい。

さて最近その株主優待している企業数がどんどん増えて過去最高になったようです。上場している3600社中、1150社が何かしらの株主優待を行っています。リコーとかコマツも上場して長いのですが、はじめて株主優待をスタートさせます。また最近の傾向としては長期保有者をより優遇する株主優待を導入する企業が増加していることです。

例えば「キューピー」そう、マヨネーズのキューピーです。100株主に対して、1000円相当の自社商品詰め合わせを送っていましたが、今回から「2015年11月末より3年以上継続保有の株主様を対象とします。」となっています。

配当・株主優待目当ての運用で注意すること

そんななかNISA(ニーサ)で配当・株主優待目当ての運用する場合、なにに気をつけるべきでしょうか?

5年後(10年後)倒産しないと思える会社を選ぶ
元本保証の定期預金ではなくあくまでも「株」となりますから、その企業が倒産してしまうと投資した金額がすべて無くなってしまいます。そうならないように倒産しない会社を選ぶ必要があります。しかし将来何が起きるか誰も知りません。あの牛丼の吉野家も過去狂牛病で牛丼を販売できなくなりました。その時は倒産か?と噂されましたが株主優待止めることなくこの危機を乗り越えています。 少なくとも、この会社は倒産しないと思えるなにかがないとダメです。例えば国が株主の「JT」「NTT」とか、自己資本比率が50%以上(つまり借金が少ないということ)などなにかしらご自身で基準を持って会社を選ぶ必要があります。
赤字継続
これは配当ともリンクしますが、やっぱり会社が黒字経営でないと維持できないです。「すき家」は2014年度配当なしとなっています。理由は赤字だからです。今年度株主優待を維持できるかどうかが不安視されています。 過去どのくらいの期間株主優待制度を維持しているか?がわかる資料があれば助かるのですが、残念ながらそのものずばりはありませんでした。 大和インベスター・リレーションズが毎年「株主優待ガイド XXXX年版」を発行していますので、過去のガイドと最新の情報を比較すると言った方法が考えられます。いずれにしろ購入する際に、その会社が赤字なのか黒字なのかのチェックは必要ですね。
外資系(外国人株主が多い会社)は注意
この株主優待制度は海外ではあまり実施されていないので、外国人株主が多い会社だと、「株主優待で日本の株主だけにメリットあることをするくらいなら配当を増やせ」などの圧力がかかるケースがあります。(まあ、優待がなくなって配当が増えれば同じなんですが、)

スターバックス上場廃止&優待廃止。理由は米国親会社の完全子会社となるためでしたが、同時に優待制度もなくなってしまいました。経営戦略という理由で優待廃止になるケースがありますから、スターバックスのように外資系企業には注意が必要です。
優待品で企業を選ぶのはNG
もともとNISA(ニーサ)で5年から10年保有するのなら、配当金や株主優待をメインにして普通預金・定期預金より多く儲けましょう、というものですから、優待でXXXが欲しいのでこの企業の株を買う、というのは本末転倒です。あくまでも会社業績や企業が大きくなるだろう(黒字で居られるだろう)という投資スタンスを持つのが原則です。ディズニーランドのパスポートが欲しいため、オリエンタルランド株を購入したが、株価が下がってパスポート価格より損をした、なんてことになりかねません。また優待権利が確定する一番価格が高い時に購入してしまい、株価が下落してそのまま売れない、というのもあります。先に書いたように5年は潰れない黒字を出している会社のなかから選ぶべきです。

ということで「株」を購入するのはちょっと大変そう、と思っていらっしゃる方も元本保証じゃないというリスクを取れば、得られるメリットもあることがおわかり頂けると思います。 ニーサに最適な配当・株主優待は、下記3つをクリアした会社でニーサを徹底活用しましょう。

まとめ

  • ●10万円前後の株で配当と株主優待のあるものを選ぶ
  • ●5年後(10年後)倒産しないと思える会社を選ぶ
  • ●赤字ではなく黒字の会社

注:NISA(ニーサ)で株主優待・配当受け取るには証券会社で口座開設する必要があります。

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