NISAのメリットとリスクを考えよう

NISAのことがよく分からない、これから口座開設したい、という方へ、上手な活用方法やおすすめ口座情報をお届けしています。

NISAの魅力とリスクとは

ニーサの魅力

NISA(ニーサ)の魅力は何と言っても年間120万円(2015年までは毎年100万円)5年間で最大600万円が非課税枠となることです。

さらに政府は2016年から年間非課税枠120万円への引き上げや、こども向け「ジュニアNISA」の開始と制度を拡大しているので早いタイミングからスタートすればより多くのメリットを得られます。我々のような投資初心者にとってこの長い期間が非課税になるのはたいへんありがたいことです。 なぜなら、長い期間の間にちょっとずつ投資に対して勉強できるのですから…デイトレーダーやFXのように毎日株価や経済指標を見ながら一喜一憂できるほど金融知識はありませんし、そんなにたくさんのお金を投資できません。 ですからニーサは投資初心者向けに最適な優遇制度と言えます。

もちろん、投資経験豊富な方達にもメリットありますが、たぶん投資経験豊富な方ほど使いづらいと考えていらっしゃると思います。 (年間120万円までという制限や損失を出しても特定口座でないので相殺できない、などなど。)

投資初心者であるなら例えば毎月1万円分をニーサで投資して1年で12万円。これがどう値動きするか確認してから判断するので十分間に合いますし、それをきっかけにより自分にあった金融商品の組み合わせを考えていけるはずです。 みなさんがどんなふうにニーサを活用しているか、「NISAの上手な活用方法」にまとめたので、参考にしてください。

  • ●年間120万円、5年で600万円が非課税枠になる
  • ●投資初心者にとって、少額からスタートでき経過を確認しながら勉強できる

ニーサのリスク

さてそんなニーサのリスクとはなんでしょうか

それは現在の制度で、ニーサ運用5年経過した時点の選択に関わってきます。例えば100万円で購入した金融商品が5年後に時価80万円になっていた場合、選択する方法は二つ。ひとつはロールオーバー(持ち越し)と言って、時価120万円を上限に翌年の非課税投資枠として持ち越す方法です。そうすれば更にそこから5年の間に、その金融商品の価値が上がったとすれば、その時点で売却することができます。勿論、その際の売却益に対しては非課税となります。もうひとつはニーサ口座でなく通常の一般株式口座に移動する方法です。この場合は損をした20万円を損益通算することはできません。

また、その後の金融商品の値上がり・値下がりによって大きく変わります。100万円で購入したものを5年経過時点の時価80万円で一般株式口座に移動したらならば、その金融商品を時価80万円で取得したこととなり、そこから仮に100万円に値上がりしたとすると20万円の利益に対しては税金を支払う必要が出てきます。ニーサ期間中に売買できないとこういったリスクが考えられます。

なので、現状ニーサのリスクはニーサの期間終了時の金融商品の価値やその売買タイミングと言えます。ただ先に書いたように政府はニーサへの追加支援策など積極的な姿勢を取っています。5年間(+ロールオーバー5年)という期間を10年、20年と変更する可能性が高いとも言えます。

もうひとつニーサのリスクとして、明らかに儲からない金融商品を買わされることです。ご存じの通り金融機関も商売して成り立っていますから、儲けなくてなりません。 証券会社は株の取引手数料で儲けますし、銀行は手数料と高金利貸し出しで儲けます。 そのため、必要以上に高い手数料や割高な信託報酬の金融商品を勧められたりする可能性があります。されに定期預金と投資信託をセットにして見せかけ上高金利(実際高いのは3か月だけとか)で勧誘してきたり、と様々です。 金融機関のNISAキャンペーンに踊らされずに、しっかりと選んでからスタートしましょう。

  • ●5年間のニーサ期間終了時の売買アクション
  • ●投資初心者への売り込み

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