資産形成に手ごろな「財形貯蓄」を考える

NISAのことがよく分からない、これから口座開設したい、という方へ、上手な活用方法やおすすめ口座情報をお届けしています。

長期の資産形成を考えてみよう

タイトルみて、「長期の資産形成」って言われてもねぇーと思ったあなた。

下の図を見てください。

毎月4万円を積み立てると・・・

毎月4万円を積み立てとすると4万円 x 35年(420か月)= 1680万円が金利0.1%として1,709万円となりますが、4%で運用できたならなんと3,654万円となります。その差は1,974万円。

前述(そもそもNISAってなに?)で記載したように米国の運用成績はなんと6%です。もし米国とおなじ6%で運用できたら、約5,500万円となんと2%運用のほぼ2倍の金額が溜まることになります。

ということで「資産形成」って言ってもそんなに大げさなことではありません。お金を貯めるためにどうするか、どう運用していくか、何%目標で運用していくか、これらを決めていけば自然と資産が形作れます。

「そんな何十年も先、どうなっているかわからないよ」という声が聞こえてきますが、もう一方からは「10年で3,000万円の資産を作りたい」という声も聞こえてきます。将来のことはわからないから貯蓄してもしかたない、という訳にもいかないですね。だったら目標をちゃんと決めて無理のない範囲でスタートしましょう。

一番手頃なのは財形貯蓄(正式には勤労者財産形成貯蓄といいます)すでにやられている方も多いと思います。何がよいかと言えば、会社からの給料から自動的に天引きされるのが一番のポイントです。まさに知らず知らずのうちにって感じです。

でもこれ、税制上のメリットがあるのは財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄で、一般財形貯蓄は利子にしっかり税金20%弱がかかってしまいます。
ニーサと同じように非課税のメリットもありますが、貯めたお金を違う用途で使う場合は課税されてしまいます。(財形年金なら年金として、財形住宅なら住宅購入費用として払い出ししないといけない)とかなり使用用途などが限定されてしまいますが、天引きで元本安心に貯めていけるというのは意外と効果があるんです。ですなので、まだ財形していない方は会社が財形制度に加入しているかどうか確認して始めるべきでしょう。

会社が財形制度に加入していない場合

口座から自動的に引き落とししてくれるサービスがあります。銀行・証券会社ともほぼすべてでなにかしらありますから、財形で天引きできない方はこちらをメインに使うと便利です。一般的には積立金融商品と言われていて、財形と同じように元本保証なら銀行・信用組合・信用金庫・ゆうちょ銀行などで定期預金があります。もちろん定期預金以外にも投資信託、MMF、外貨預金や外貨MMFなど多様な金融商品が揃っています。
NISA口座を作れる金融機関なら、上記と同様になにかしらの積立できるサービスがあります。

財形だけで資産形成はできない

毎月自動的に天引きになる財形、コツコツ貯蓄ですが、運用は普通の銀行の定期預金ほどの金利しかつきません。積立金融商品も定期預金にしたらやはり低い金利となります。ということは財形以外で運用益を高める必要があります。そこでニーサの出番、ニーサなら利益に対して非課税なので最終的には20%の数字が変わってきます。また投資信託などは定期預金より高いリターンが見込めるので運用率を高めることができます。
先ほどの6%運用を5.8%で計算し直すと、5,500万円が5,300万円になります。つまりニーサをうまく活用すれば200万円ものちがいになるのです。

毎月の積立に元本保証(財形 or 定期預金)+ NISA(投資信託)の組み合わせが最適と言えます。

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