NISAのことがよく分からない、これから口座開設したい、という方へ、上手な活用方法やおすすめ口座情報をお届けしています。

有名な投資家バフェットが『配当金より、自社株買いを薦める理由』を踏まえた、NISA口座でおすすめの投資信託とは?

売却益や配当金に課税されず、税金がゼロになるNISAは、以下のように使うとメリットがあります。

1.まず、年間の投資金額120万円の中で、非課税で受け取った分配金を再投資できる。

2.次に、将来のキャピタルゲインである売却益への非課税を目指し、長期投資ができる。

NISA口座以外の一般又は特定口座では、分配金に課税されてしまう現在のルールでは、投資信託などで分配金を毎月受け取っていると、税金分に複利効果が得られないため、正直お勧めできません。ただし、あなたの資産規模が1,000万円未満である場合など、まだ資産が少額又は年金生活などの場合には、生活費のためにNISA口座で分配金の再投資というのも悪いアイデアではないと思います。

一方、資産規模が1,000万円以上の方などで、余裕資金が豊富にある人はNISA口座を使って毎月分配金をもらう投資のやり方は非効率です。これは、アメリカの有名な投資家であるバフェットが『配当金よりも、自社株買い。』を企業に薦める理由と同じです。

それは、配当金として支払ってしまう税金に運用に伴う、複利効果が発生しないからです。

すなわち、企業が同じ一億円を株主に還元するのならば、受け取った時点で課税されてしまう配当金よりも将来の売却時まで課税の繰り延べが出来、複利効果を得ることが出来る自社株買いの方が投資家へのメリットが大きいのです。配当金から支払われる20%の税金分を既に運用している元本と共に投資信託や個別株などで運用することで、投資元本を少しでも増やし、スノーボール、すなわち、雪だるま式に資産を増やしていく方が将来的に大きな資産の増加が望めます。これが資金に余裕のある貴方には、NISA口座を使って毎月分配型の投資信託などへ投資すると効率が良くないと思う理由です。

下の表は、30年間毎年100万円を投資した場合のイメージです。利回り5%でずっと運用した場合、30年後には複利効果で、そうでない場合と比較して、資産に約1,000万円もの差が生じます。

長期間の複利効果の説明

NISAは、2014年に国が長期投資を進めるために、5年間又は20年間と非課税で投資できるように作った制度です(残念ながら、投資金額に上限がありますが…。)そのため、これまでの一般口座や特定口座よりも非課税となる分、明らかに効率的に運用できます。

まとめると、あなたが既に年金生活者で長期の運用よりも毎月の生活費を必要とする場合には、NISA口座を使った毎月分配金型の投資をお勧めしますが、そうでない場合には、NISA口座では複利効果を最大限に活かした将来のリターンを期待して、配当金が無い投資信託、又は個別銘柄を長期間の運用を行った方が効率的と言えます。

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