NISAで株式を購入の際はここに注意

NISAのことがよく分からない、これから口座開設したい、という方へ、上手な活用方法やおすすめ口座情報をお届けしています。

NISA株式を購入する際の注意点

NISA(ニーサ)で株式を購入する際の注意点です。知っている方も多いと思いますが、おさらいの意味も込めて。

120万円以上の株は購入できせん、ミニ株の状態では株主優待は得られません

NISAの年間上限が現在120万円までとなっています。だから購入単位が100株で株価が1万2千円以上の株は購入できないです。(だけど1万2千円だったらぴったり120万円分購入できます。よく勘違いされている方がいますが、NISAの上限120万円はその金融商品の価格で120万円です。手数料はカウントされません。ぴったり120万円分購入されたら手数料などで121万円の出費になるかもしれませんが、ニーサでカウントされるのは投資した金融商品の価格のみです。)

それとミニ株ですが、取引単元株の株数を持っていないと正式な株所有者としてカウントされないので、株主優待などのメリットを得られません。だけど配当はちゃんと割合分がもらえるので大丈夫。 単元株(100株など)になって初めて株式の名義人が、あなたの名前に変わります。

株取引で損失になった場合、損益通算できない

通常、特定口座で株式の売買を行うのが一般的と思います。この特定口座は証券会社が年1回取引詳細をまとめくれるものです。ある株で大儲けしたけど他の株で損をした場合、儲けと損を合わせて通算してくれるという内容。もしその年の合計がマイナスなら課税されない利点があります。なおかつ過去3年持ち越しされるので税金関連のまとめには大変便利です。

しかしNISA口座はこの特定口座といっしょに計算してくれないのです。ニーサ口座でマイナスになってしまったら5年間の中で持ちこたえてプラスになるのを待つか、5年目でもマイナスならロールオーバー(さらに5年持ち越し)するか、そこで清算(つまりマイナスでも市場で売って確定させる)しか方法がありません。

海外株式の配当は非課税にならない

日本の先行きよりも海外に目を向けてNISAで海外株式の購入される方も多いと思います。facebook、Amazon、テスラモーターズやマイクロソフトなどなど、私たちの身近に海外で上場している会社はたくさんあります。海外株式の配当があった場合、その国の税金が課税されてしまいます。これはNISA口座であっても戻ってきません。(株式売買の利益は非課税)そのためニーサ口座で海外株式を購入する際は配当金目当てではなく、売買利益(キャピタルゲイン)狙いでないとあまりお得じゃないです。

ETN、リンク債型ETFはリスクがある。

NISAで購入できる株式にはETF・ETNがあります。ETFとは上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことで投資信託商品が上場して市場で購入できるものです。もともと投資信託なのでバリエーション広く、これだけで世界中の株式に投資できたり、と便利面が強調されていますが意外と知られていないリスクもあります。

ETFの中でも裏付けとなる資産をリンク債で賄っているものがあります。リンク債発行の信用だけが原資なので発行者の財務状況によってはたいへんなことになっちゃいます。

“リンク債の発行者の倒産や財務状況の悪化等の影響により、リンク債の価値が下落又は無価値になり、結果的にETFの基準価額が下落することがあります。”

日本取引所:リンク債型ETFとは

あとETN(Exchange Traded Note)の略で、「上場投資証券」または「指標連動証券」と呼ばれる上場商品。これも通常ETFとちがって裏付けとなる資産を保有せず発行元の証券が原資です。

日本取引所:ETN投資のリスク

ここでリンク債型とそうじゃないものの区別がつきます。確認してください

日本取引所:ETF銘柄一覧

ETF・ETNもたくさんの種類が上場しています。上場している銘柄は安心というわけにはいかないです。それぞれどんなリスクが内包されているか確認してから購入しないと長い年月ですから、思わぬ落とし穴に引っかかってしまいかねません。

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